第14回全国水産加工品総合品質検査会「水産庁長官賞」低温熟成かます一夜干し

「水産庁長官賞」低温熟成かます一夜干し

「低温熟成かます一夜干し」が、第14回全国水産加工品総合品質検査会において、「水産庁長官賞」を受賞しました。

「第14回全国水産加工品総合品質検査会」(全水加工連主催)はこのほど、東京・市ヶ谷の江上料理学院で開かれ、門川町門川尾末の水永水産(黒木隆一社長)が出品した「低温熟成かます一夜干し」が水産庁長官賞に選ばれた。

同審査会は全国の優れた水産加工品を表彰し、水産加工品の販路拡大を図るのが目的。今回は一般賞部門に720点、特別賞部門に26点の水産加工品が出品され、このうち一般賞部門で139点、特別部門で26点が最終選考に残った。

この中から農林水産大臣賞3点、水産庁長官賞5点、大日本水産会会長賞10点、全水加工連会長賞10点、特別賞でノルウェー王国大使賞、オランダ王国大使賞、アイルランド大使賞各1点を選んだ。

受賞した水永水産の「低温熟成かます一夜干し」は、10月から1月にかけて日向灘で漁獲される脂の乗った150グラム前後のカマスを、海洋深層水から作られた深層海塩と、磁気還元水(アルカリイオン水)でその日のうちに調味。

高機能脱水シートを使い、鮮魚の塩焼きに違い柔らかな身質・食感を実現。審査委員長を務めた須山三千三・東京海洋大学名誉教授も加工技術と味のよさを評価した。

2003年(平成15年)12月8日 夕刊デイリー掲載

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